お節介すぎないけど痒いところに手が届くeコマース

ベンチャーリパブリックも上場だそうで、まだprospectus見てませんが、おそらくはconeco.netあたりが評価の中心でしょうし、久し振りに小売ではないマッチング系のコマース事業者の上場ということで、評価の付き方が楽しみです。

ところで日本のeコマースを代表する楽天なんかは5年前からサーチエンジン改善していないように見えたりするわけですが(そうでもないことはわかってますけど)、なんというか、今の開拓された市場の収益化率を例えば金融事業を束ねて上げていく努力だけでなくて、潜在市場の開拓の決め手って何でしょうかね、みたいな議論はもう少しあってもいいのかなというか、もう少し自分自身考えてみようかとか思う次第です。
まあ、そもそも潜在市場ってナニヨ?という議論はあるものの、市場の拡大はすなわちeコマース人口の増加(顧客数の増加)と平均顧客単価の上昇(リピート率の向上とか利用サービスの増加とか購入する財・サービスの単価の上昇とか)として、その後者を分析するとなれば、それはいかなる情報の提供により実現されうるのか、を考えるのが分類には有効な気がしますが、今のところは
1) マス流通に乗りにくい商材を乗せたりセグメント化する(楽天とかラクーンとかネットプライスとかスタートトゥデイとかゼイヴェルとかスタイライフとか)
2) 価格比較をする(カカクコムとかベンチャーリパブリックとか)
3) ブログ等を含めてレビューをする(これはみんなやってるな)
4) 過去の実績をDB化する(カカクコムとかオークファンとか)
5) サーチエンジンを精緻化する(ebayとか)
6) レコメンデーションを活用する(amazon他多数)
7) API公開してリーチを高めてみる(amazonのAWSとか)
というあたりが主な流れでしょうか。

これに加えて最近だと
8) ソーシャル化
って話も当然あるわけで、これが役に立つかどうかはそろそろ「役に立つ」ということで答えが出たってことでいいでしょうかね。
claigslistthisnextあたりの存在のおかげで。

で、上の(2)(3)(4)(5)って、ほしいものがわかってる時に役立つ種類の情報だったりして、衝動買いを含めて「今まで知らなかった」けど「自分のライフスタイルや趣味嗜好に刺さる」商材の提供(つまりはserendipityをユーザに感じさせるということ)、となると、現状では(1)(6)(7)(8)という手法を組み合わせる、くらいしかないのではないかという気がします。特に(1)と(6)の組み合わせですかね。

ドコモなどもそういうサービスをはじめる話が既に流れてますが、この手のサービスは個人情報をどこまでオープンにするかとレコメンデーションの品質(精度)とが直結しますから、なかなか容易ではない、というか、現状では痒いところに手が届かない、半ばスパム的なお節介レコメンデーションばっかり、みたいな話になっちゃうわけで、だとしたら(8)がリーサルウェポンじゃねえの?くらいな議論がそろそろ始まりそうな気がします。

特にthisnextなんか強烈に日本人ウケよさそうな気がしますが、そう思っちゃうのはコマゴマしたガジェットやら玩具やらが好きな自分自身の性癖のせいかも知れません :P
# 関心空間が近い気もしないではないので、これがそんなに流行ってない現状からすると難しいかも、ですね。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

links

profile

others

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM